4/19/2007

ジェロニモー!(棒読)


1989年度作品「ガンヘッド GUNHED」(100min)

はい、そういう事で観ましたよ。結論から言えばつまんねえ。いやー、特撮がしょぼいとかそんな事じゃなしに。カット割っつーか編集が時代性という訳じゃなくて(こんなカット割の邦画は今でもあるよね)生理的に時間の連続性を阻害される感じで心がどんどん冷える。厳しい台詞まわしの脚本との相乗効果で観終わっても鑑賞者の僕と登場人物との心情的な距離感は変化なしで他人のまま。つまりどうでもいい感じ?これってバブルのせいかなぁ?真剣味が足りないというか軽いというか。ま、話もよくわかんないんだけども。

そもそもSFというならアイデアがなさすぎる。この作品独自のアイデアって何だろう?意味不明のガンヘッドのスタンディングモード?かっこ悪過ぎる敵役のエアロボットのデザイン?印象的に残るのは日本語と英語ごちゃまぜの会話程度だ。本当にこの舞台設定が好きでこの映画が撮りたくて撮りたくてしょうがないなんて人がスタッフにいたのだろうか?メイキングではスタッフは皆プロとして仕事をしたというだけの感じだ。そもそもの出だしがアニメ会社のサンライズが世界初の実写ロボをとにかくやりたいという目論見で企画を立てたのが始まりだという。(実際は「ロボジョックス」に僅差で出し抜かれたらしい)

この作品でいつも思うのが、ファンの温度だけは何故か異常に熱いという事。やたら好きな人が多いんだよなあ。89年と言えば僕もニュータイプなどを一番読んでた頃なので、このガンヘッドも企画段階からずっと知っていたし、同誌掲載の漫画も読んでた。でも当時から「何が面白いの?」といった感じだった。そこだけは未だによくわからないなあ。「邦画SFにかける期待感」・・・だったのかな?

でもニム役のブレンダ・バーキは美人ですね。この時26歳か。ちょっと出演作調べたら・・・
1993年「ガンメン」(クリストファー・ランバート主演)
1993年「ホット・ショット2」(チャーリー・シーン主演)
1995年「暴走特急」(セガール)
うう・・・なんでしょうかこのせつないラインナップ。まあある意味要所を押さえてるとも言えますけど。基本はTVで活躍みたいですねえ。TNGにも出てるな。あ、と思ったら「LAコンフィデンシャル」でラナ・ターナー役やってるなあ。やっぱ美人は美人なんだな。という事は・・・演技が!?

で、そんなブレンダ嬢に敬意を表して星は1個で!(5点満点でな)

3 件のコメント:

アダモちゃん さんのコメント...

珍しく酷評だなー。でも好きな人は好きだもんなー(ネット見てるとサ)。
この目で確かめたいので、あ、今度貸してねー。MSR、見てる〜?

てゆうか、俺とNAVADERの他に誰かここの存在知ってるの?彼にはこないだURL送ったケド。

アダモちゃん さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
匿名 さんのコメント...

削除された2件目はなんなんだ・・・?

MSRは引越しで忙しいっつってたな。
てゆうかブロガーはなんか操作が安定しなくない?
他の探そうかなあ。なんかいい感じの知らないかい?はてな?